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福岡市のリサイクル活動

お問い合わせはTEL.092-572-0118

〒811-1323 福岡市南区弥永1-6-1

福岡市の身近なリサイクル(地域での資源回収)

福岡市での身近なリサイクル(地域での資源物回収)


資源物は地域集団回収や地域 の回収拠点へ


福岡市内の家庭から出されるごみの中には、古紙などの資源物がたくさん含まれています。
福岡市では、地域の町内会や子ども会などの多くの団体が地域集団回収を実施しているほか、
福岡市校区紙リサイクルステーションや紙リサイクルボックスなどの回収拠点で資源物を回収しています。


福岡市の地域集団回収


福岡市地域の町内会や子ども会など約1900団体が、古紙類・空き缶・リターナブルびん・布類などの集団回収を行っていますので、回収日や回収品目については、近所の方などにお尋ねください。


福岡市の資源物などの回収拠点


福岡市で古紙などを回収する資源物回収拠点には以下のものがあります。
設置場所・利用日時・回収資源物など詳しくは家庭ごみ福岡市の対策課または福岡市の各区役所生活環境課
(博多区は自転車対策・生活環境課)にお問い合わせください。


福岡市各区の資源物回収拠点の場所


福岡市東区の資源物回収拠点
福岡市博多区の資源物回収拠点
福岡市中央区の資源物回収拠点
福岡市南区の資源物回収拠点
福岡市城南区の資源物回収拠点
福岡市早良区の資源物回収拠点
福岡市西区の資源物回収拠点


福岡市内校区紙リサイクルステーション


福岡市内校区の自治組織が管理する古紙、牛乳パックなどの回収拠点です。


福岡市紙リサイクルボックス


子ども会など地域の団体が管理する古紙などの回収拠点です。


福岡市区役所・市民センター等


福岡市内の区役所など9カ所に設置している回収拠点です。


福岡市 区役所・市民センター等の利用日時・回収資源物一覧表

場所 利用日時 回収資源物
福岡市東区役所  毎日 9時から17時まで

 休み 年末年始
  (12月29日から1月3日)

  福岡市中央体育館は毎月第3月曜日・
  臨時休館日も休みます。
 古紙
  ・新聞紙
  ・段ボール
  ・雑がみ(雑誌・紙箱など)
 空きびん
 空き缶(アルミ缶・スチール缶)
 ペットボトル
 紙パック
 食品トレイ(白色のみ)
 堆肥(生ごみ堆肥化物)
 蛍光灯
福岡市博多市民センター
福岡市中央体育館
福岡市南市民センター
福岡市城南区役所
福岡市早良区役所
入部出張所
福岡市西区役所
福岡市西部出張所


地域集団回収報奨制度


校区紙リサイクルステーションや紙リサイクルボックスを管理したり、
地域集団回収を実施する福岡市の自治組織や地域の団体には、福岡市から回収量等に応じた報奨金を交付しており、
この報奨金は自治組織や地域の団体の活動資金として活用されています。
お近くの資源物回収に是非ご協力をお願いします。


地域集団回収報奨制度


福岡市校区紙リサイクルステーションや紙リサイクルボックスを管理したり、
地域集団回収を実施する自治組織や地域の団体には福岡市から回収量等に応じた報奨金を交付しており、
この報奨金は自治組織や地域の団体の活動資金として活用されています。
お近くの資源物回収に是非ご協力をお願いします。


資源リサイクルを知りましょう。
リサイクルとは


・資源の有効利用や公害防止のために)不用品・廃物を再生して利用すること。
・リサイクリング。


3Rとは


Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の3つの英語の頭文字を表し、
その意味は次のとおりです。

?Reduce(リデュース)とは、
使用済みになったものが、なるべくごみとして廃棄されることが少なくなるように、
ものを製造・加工・販売すること。

?Reuse(リユース)とは、
使用済みになっても、その中でもう一度使えるものはごみとして廃棄しないで再使用すること

?Recycle(リサイクル)とは、
再使用ができずにまたは再使用された後に廃棄されたものでも、再生資源として再生利用すること

3R活動とは、上の3つのRに取り組むことでごみを限りなく少なくし、そのことでごみの焼却や埋立処分による環境への悪い影響を極力減らすことと、限りある地球の資源を有効に繰り返し使う社会(=循環型社会)をつくろうとするものです。


日本でのリサイクルの概要


循環型社会形成推進基本法には、「再生利用とは、循環資源の全部又は一部を原材料として利用すること」と定義されている。また法の中では、(マテリアル)リサイクルが自己目的化しないよう、リデュース(抑制)、リユース(再使用 )の次にくるも のとして位置づけられ、さらに(マテリアル)リサイクルに次ぐものとしてサーマルリサイクルが位置づけられている。これは、「大量消費-大量リサイクル」のシステムでは循環社会の目的に合致しないからである。資源の有効な利用の促進に関する法律では、アルミ缶、スチール缶、ペットボトル、紙製容器包装、プラスチック容器包装、小型二次電池、塩化ビニル樹脂製建設資材については、リサイクル識別表示マークの表示を義務付け、製 品が廃棄されたときに容易に分別収集して資源として再利用できるようになっている。日本では古くから紙のリサイクルが行われているが、ほかにもぼろ布、アルミ缶、スチール缶、ガラス、蛍光灯電池類、ペットボトル、タイヤ、食用油などがリサイクルされている。


リサイクル品目
ペットボトル


回収したPETボトルを細かく砕いた再生フレークを原料にして、いろいろな製品を作りリサイクル再利用します。
製品の種類は年々増えており、より身近なものになっています。
PETボトルを再利用して一定基準を満たした製品には「PETボトルリサイクル推奨マーク」がついています。





鉄は金属やガラス、 プラスチックなどあらゆる素材の中で、最もリサイクル性に優れた素材です。
リサイクル率はなんと40%以上になり世界でつくられている鉄の半分近くは、自動車や機械のスクラップ、空き缶などが原料となっているのです。
リサイクル性に優れている理由のひとつとして磁石に付く鉄の性質。
他の素材と簡単に分離することができるため回収が容易なのです。
リサイクルが容易で、何度でも再利用できる鉄は、エコな素材という魅力も備えているのです。


紙・板紙


紙の原料は製紙業界の平均では6割が古紙で残り4割が木材チップです。
これらの原料を使用して紙を製造し、市場で消費された紙は、古紙として回収さ れ、再び紙の原 料として生まれ変わります。


布(衣料品)


古着や古布はそのまま衣服として、あるいは、ウエス・反毛材料などに再利用できます。
古布のリサイクルでは、約40%がウェスです。
ウェスとは、工場などで機械や製品を拭く雑巾で木綿の古布が使われます。
リサイクル再生利用される古布は、ブランド品の洋服より木綿のシャツや肌着などの方が利用価値が高いのです。


食用油


廃食用油は、リサイクル業者により、飼料用、塗料用、インク用、洗剤用、石鹸(せっけん)用などにリサイクルされています。
飼料用としては穀物に混ぜられ家畜に給餌されますがその中で精製された一部の廃食用油は医薬部外品製造 販売の許可を受け製造した「薬用ハンドソープ」として再利用することで循環型リサイクルを実現します。


アルミ


アルミ缶は「アルミ缶からアルミ缶へ何度でもリサイクルできる」という大きな特長をもっています。
アルミ缶の需要が伸び、アルミ缶の回収量が増えほど、再生の効果は大きくなります。
また、再生地金からアルミ缶を製造すると、新地金から製造する時と比べて、97%ものエネルギーが節約できます。
使用済のアルミ缶を新しいアルミ缶に再生することは、資源の有効利用や地球環境保全にとっても大きな意義のあることです。


インクカートリッジ


リサイクルインクとは、その名の通りリサイクル された部品を使用して作られたも のです。
インクカートリッジのケースや内部のスポンジなどは中古のものをリサイクルして使っています。
とはいえリサイクルするのには意外と費用がかかるため、互換インクほどは安くないのが現状です。


ガラス瓶


あきびんを砕いてつくるカレットはガラスびんの原料として再利用されていますが、
リサイクルの推進とともにその利用率が向上し、約80%に達しています。
この利用率の向上によるメリットは、まず第一に、けい砂・石炭石・ソーダ灰などガラスびんの主原料となる貴重な天然資源を節約できることです。
さらにカレットの利用により、原料をガラス溶解炉で溶融する時間が短縮でき、重油の使用 量を削減できます。
このエネルギーの節約は、原料を100%カレットすると、約75%のエネルギーでガラスビンがつくれるということです。
また工場での省エネルギーが実現することにより、CO2(二酸化炭素)の排出量を削減でき、
地球温暖化の防止対策にもつながります。


スチール缶


スチール缶とは鉄でできた缶のこと。缶ジュースなどの飲み物のほかにも食品や灯油の缶などに使われています。
使用済みのスチール缶は「資源ゴミ」として回収しリサイクルしています。
集めたスチール缶は資源化施設でプレス処理され、製鉄所でさまざまな鉄製品に生まれ変わります。
もう一度スチール缶になるものもあれば、自動車や電化製品、モーターやレールなどにもなっています。
一年間にリサイクルされるスチール缶はおおよそ70万トンで、これは東 京タワ ーが約2000本できる程です。


蛍光灯


従来、多くの蛍光灯は、廃棄物としてそのまま埋め立て処分されていました。
現在でも蛍光灯の8割以上は分別されずに埋め立て処理や焼却処理されているのが現状です。
蛍光灯には、わずかながら水銀が含まれており、現在では環境汚染防止および適性廃棄という観点から、蛍光灯の無害化処理が強く望まれています。
蛍光灯リサイクル施設により、水銀を回収し無害化処理、ソーダガラス、アルミ等の有用物は分離回収し建設資材、金属として再生することが可能です。


電池類


使用済みのリチウム一次電池を含む乾電池は、ほとんどが一般廃棄物として自治体 によって回収・処理されていま す。
この内、自治体で乾電池を分別されている場合は、野村興産(株)等で処理・リサイクルされています。
その他の分別されていないものは自治体で、主として不燃ゴミとして安全に処分されています。
現在、国内で市販されている乾電池の使用済み品は、環境に大きな影響を与えるものではありません。
環境への影響が心配されていた水銀は、国内では、マンガン乾電池が1991年、アルカリ乾電池は1992年から使用されていません(水銀0使用)。
近年、資源有効利用の視点から乾電池の使用材料を有効に活用するための処理方法が主要各国で研究されていますが、
環境負荷、資源有 効利用、エネルギー消費量、経済性など、総合的な視点で見て合理的な処理方法はまだ確立されておりません。


タイヤ


使えなくなった廃タイヤは燃料として生まれかわり、石炭や石油の代替燃料として利用されます。
ワイヤー等が入っていて固形燃料にできなかった廃ゴム等も、チップ燃料になります。
状態の良いものは選別してリサイクルタイヤのベース等に使用されます。
ワイヤー等を抜き取り一定の大きさに破砕したタイヤチップ燃料は取り扱いやすく、
石油や石炭に代わる効率のよい燃料として、製紙会社のボイラー等で利用されます。